池本篤史選手、2戦目で初勝利

　池本選手の2戦目が後楽園ホールで行われました。
　デビュー戦からおよそ一年ぶりの試合です。デビュー戦は緊張しすぎて何もできないままスタンディングダウンを取られ、1ラウンドTKO負けを喫しました。

　今日の試合はその悔しさを晴らすかように、開始ゴングから強引に懐に飛び込んでいきました。
　最初から最後まで、ボディからワンツーや左フックがごつごつ当たりました。対戦相手の金城選手（白井具志堅S）も下がることなく打ち返しました。
　4ラウンドの間、互いに休むことなく激しい打撃戦が続きました。

　決着は判定でした。
　結果はジャッジ三者ともが40-36のフルマークをつけた3-0で池本の完全勝利でしたが、リングをおりた両者ともにまぶたが赤黒く腫れ、12分間の激闘を物語っていました。

　勝因は、ほとんどの時間を池本の距離で戦えたことと、コンビネーションを重ねることができたことだと思います。ほぼ練習通りの動きができました。
　強い意志を感じた、池本選手らしいいい試合でした。

　応援してくださった皆さん、ありがとうございました。
　ライオンズジムを今後ともよろしくお願いいたします。